食育への取り組みを紹介します

嬉野りすの森保育園で食育講演会が開催されました(令和2年1月18日)

 食育目標「楽しく食べる子どもを育てよう」


 嬉野りすの森保育園は食育目標を「楽しく食べる子どもを育てよう」と掲げ、食育活動に積極的に取り組まれています。

 その活動の一環として、九州大学・持続可能な社会のための決断科学センター准教授比良松道一氏による食育講演会が令和2年1月18日に開催されました。


 講演では、茶わん1杯のごはんは約29円でできるが29円ではカップ麺が1/5個程度しか食べられないことを例に挙げ、自分で作ることが大切な理由は「自炊はお金がかからない」ことにあると説明がありました。

 一方、「消費は投資」であり、買う人、食べる人は作る人(農家など)のことを考えないといけない、おいしければいい、安ければいいという考えでは農業は廃れていく、安全で安心なものにはお金がかかることも話されました。


 講師が聞き取った大学生の食の現状を見ると、朝食はケーキやドーナッツ、夕食はサラミだけなどで済ませ、みそ汁は平均週に3回程度しか食べていないなど、将来、『和食は世界遺産』と言えなくなるのではないかと感じてしまうほどでした。

 また、食器を使わないで食べられるようなものばかりを選ぶ大学生、包丁を使ってむいたり切ったりすることができない大学生など、現状はとても厳しいものでした。


 自分が食べるものは自分で作ることができるようになること、それは性別や年齢を問わず、すべての人にとって大切です。


 そこにつながる活動として、嬉野市が推進している子どもが作る「弁当の日」も講師は推進されており、その素晴らしい効果についても話がありました。 【嬉野市での活動状況「子どもが作る弁当の日」について】


 今回の講演会で一番印象に残ったのは「食は他者を思いやる気持ち、すなわち『心』も育む。」という言葉。食を真剣に大切に考えて取り組むと想像以上に心身が健やかになると確信した講演会でした。


 嬉野市では今後もこのような活動がますます広まるよう支援していきます。


   



〈講演会に参加した保護者の方の感想(一部抜粋)〉

●子どもと一緒に台所に立つことに驚きました。小学校に行く前から料理を教えると思っていなかったので大変驚きました。

●大学生の食事の現状を見て、自分の子どもはそうなってほしくない、子どもの将来を考えると食育って大事だなと思いました。

●この子にはまだできないと思っていたけど、食を伝えるとこんなに成長できるんだと思って、ワクワクしました。

●料理があまり得意ではないのですが、今日の講演を聞いて努力しなければと思いました。

●食で子どもの体も心も育てるということを改めて感じた。食育の大切さを考えさせられる良い講演でした。


 

〈嬉野りすの森保育園での食育活動の一例〉

 大根・小松菜・ブロッコリーなど7種類の野菜を植え、それを収穫したときの様子です。(年長児)

 給食で使ったり家庭に持ち帰ったりして食べました。

 自分たちで育てた野菜は一層おいしく食べることができているようです。


このページに関するお問い合わせ
塩田庁舎 健康づくり課
TEL:0954-66-9120
FAX:0954-66-3119(代表)
MAIL:hoken@city.ureshino.lg.jp

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