高齢者見守りネットワーク事業(見守りシール事業)について
嬉野市では、認知症高齢者の安全確保とその家族への支援のために、認知症による徘徊がみられる高齢者の安否情報等を関係者間で共有するサービス「見守りシール事業(どこシル伝言板)」を開始します。
趣旨・目的
近年、認知症による徘徊症状がみられる高齢者の行方不明事案が増加しており、認知症高齢者の見守りに関する支援が急務となっています。
本事業を通じて、徘徊高齢者の安全確保と、家族や介護者の負担を軽減し、対象者の認知症状等に配慮した対応が可能となることで、発見者の負担も軽減することを目的としています。ICTサービスの導入により、市民の協力と地域における認知症高齢者の見守り体制の強化につなげます。
事業概要
QRコードが印刷されたラベルシート、ICTサービス「どこシル伝言板」を用いて、自らの個人情報を開示せずに、対象者の安否情報等をインターネット上で共有し、対象者の身分確認や家族への引き渡しを円滑に行う。
(1)事業の流れ
情報の登録
ア 申請後、嬉野市が対象者の既往歴や保護時に注意すべきこと等の情報を登録する。
イ 各家庭で対象者の衣服や所持品にラベルシールを貼付する。
対象者の行方不明事案が発生した場合
ア 発見者が対象者を保護する。
イ 発見者が対象者のラベルシールに印刷されているQRコードを読み取る。
ウ 事前に登録された対象者の家族等にQRコードが読み取られた旨の通知メールが送信される。
エ 発見者と対象者の家族等の間で、インターネット上の伝言板を用いて、対象者の位置や健康状態等の 安否確認情報を共有する。
オ 対象者の身元を確認し、家族等が対象者を引き取る。
(2)交付対象者
市内に在住する徘徊の恐れのある高齢者
(3)交付枚数
50枚
(4)事業開始
平成30年10月1日から
(5)申請方法
嬉野市役所嬉野庁舎 福祉課
(6)利用料
無料
見守りシール事業概要(294KB; PDFファイル)
嬉野市徘徊高齢者等見守り事業実施要綱(19KB; Wordファイル)