日本脳炎ウイルスが検出された蚊の発見について(情報提供)
福岡検疫所検疫衛生課にて、海外で発生している感染症の国内への侵入防止を目的に検疫法第27条により港湾地区における蚊族の調査が行われています。
そこで令和7年8月7日に佐賀空港で捕獲されたコガタアカイエカおいて、日本脳炎ウイルスを検出したとの情報がありましたのでお知らせします。
日本脳炎ウイルスは国内においても存在しており、毎年若干数ではありますが患者の発見報告があります。
暑い日が続いており、蚊が活動している時期であることから日本脳炎の予防策を図りましょう。
予防・対策
蚊に刺されてから急な発熱等の健康異常が確認された場合は、速やかに医療機関を受診していただきますようお願いいたします。あわせて、長袖・長ズボンを着用し、できる限り肌の露出を少なくするなどの個人レベルでの虫よけ対策についても実施していただきますようお願いいたします。
お子さんで定期接種の日本脳炎ワクチンを未接種であれば、予防接種を受けましょう。
定期の予防接種を完了していても、予防接種の有効期間は3~4年といわれています。この期間を経過した後に、流行地域(特に農村部)に長期間渡航される方は、追加で1回接種し、以後3~4年ごとに接種することが勧められます。
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