今年の冬もインフルエンザには気をつけましょう

インフルエンザ総合対策

  この冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備え、「インフルエンザ総合対策」をとりまとめ、国や地方自治体が対策に取り組むとともに、広く市民の皆さまにインフルエンザ対策を呼び掛けることにしました。

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の違いは?

インフルエンザ 新型コロナウイルス感染症
感染性/感染経路 強い/飛沫感染、接触感染 非常に強い/飛沫感染、接触感染
症状の現れ方 急激 ゆるやかだが徐々に悪化
発熱 38度以上の高熱 37.5度以上の発熱が4日程度続く
主な体調の変化

突然高熱が出現し、筋肉痛、関節痛、頭痛などの

全身症状が現れる

初期症状として、のどの痛み、咳など風邪症状が出現し、発熱、頭痛、食欲不振、味覚・嗅覚障害が現れることもある
治療方法 対処療法に加え、抗インフルエンザ薬を使用する 対処療法が中心。肺炎が進行した場合は抗ウイルス薬、抗凝固薬、ステロイド薬を適宜使用し、必要時、集中治療や人工呼吸器等を使用する
治るまでの期間 1週間程度 軽症の場合は5~7日

具体的対策

 今年度の「インフルエンザ総合対策」については、厚生労働省のホームページに掲載されております。

インフルエンザQ&A

  厚生労働省と国立感染症研究所感染症情報センター、日本医師会感染症危機管理対策室は、毎年インフルエンザの流行シーズンに寄せられる質問項目の中で、頻度の高いものを整理したうえでQ&Aを作成し「今冬のインフルエンザ総合対策」ページで公表しています。

予防接種について

  インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度おさえる効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。

  65歳以上の高齢者、または60歳から64歳で心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能に障がいがあり、身の回りの生活を極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障がいがり、日常生活がほとんど不可能な方については、予防接種法に基づく接種を受けることが可能です。

 

「咳エチケット」の普及啓発

  他の人への感染拡大防止のため「咳エチケット」をキーワードとした普及啓発活動を行い、マスクの着用や人混みにおいて咳をする際の注意点について呼びかけることとします。

 

  • 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口を鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュは、すぐにごみ箱に捨てましょう。
  • 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

 

  「咳エチケット」用のマスクは、薬局やコンビニエンスストアなどで市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスクなどより密閉性の高いマスクは適していません。

  一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

  マスクの装着は、説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。

 啓発チラシ

・みんなで予防!インフルエンザ (1278KB; PDFファイル)

・新型インフルエンザ等対策について (1900KB; PDFファイル)

 ・インフルエンザの患者さん、ご家族、周囲の方へ~異常行動による事故を防ぐために~ (831KB; PDFファイル)

このページに関するお問い合わせ
塩田庁舎 健康づくり課
TEL:0954-66-9120
FAX:0954-66-3119(代表)
MAIL:hoken@city.ureshino.lg.jp

ページトップへ戻る