No.3 「売茶翁」

  皆さんが日頃飲んでいる煎茶(緑茶の一種)を広めたのが売茶翁(本名柴田元昭。のちに高遊外と改名)です。1675年に佐賀市蓮池町で生まれ11歳の時、同巨勢町の龍津寺に入門し、57歳で佐賀を離れ京都で「通仙亭」というお茶屋を構えました。当時はまだ薬として珍重され上流階級が嗜好する高貴な飲み物でしたが、売茶翁は営利目的ではなく庶民のお茶として広く普及活動を行いました。

  売茶翁が師事した僧侶のお寺跡が塩田町の下野辺田にあり、売茶翁の父の墓が五町田小学校付近にあります。これも不思議な縁ですね。 

 

 

  

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