子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について
子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こる病気です。
最近は、20歳代から30歳代の若い世代の子宮頸がんが急増しています。
子宮頸がんはワクチン接種と定期的に子宮がん検診を受けることで予防できると言われています。
※令和5年4月1日より、9価ワクチンが定期接種に加わります!
対象者
【小学6年生から高校1年生の女子】
(12歳から16歳相当)
※ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種については、令和3年11月26日厚生労働省健康局長からの通知により、積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当とされたことを踏まえ、個別通知での積極的勧奨が再開となりました。
※ワクチンの効果や接種後の副反応などについては、医師から説明を受け、十分に理解したうえで受けてください。
【平成9年度生まれ~平成17年度生まれまでの女性の方】
平成9年度~平成17年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性の中に、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
まだ接種を受けていない方に、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。
詳しくは、「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ(厚生労働省ホームページ)」をご覧ください。
※上記対象者の方で、1回でも自費でワクチンを接種したことがある場合は、償還払いの対象となる可能性があります。詳しくは健康づくり課(0954-66-9120)までご連絡ください。
接種期間
【小学6年生から高校1年生の女子】
16歳となる日の属する年度の末日まで(高校1年生まで)
【平成9年度生まれ~平成17年度生まれまでの女性の方】
令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
接種回数とワクチンの種類
1人あたり3回接種
・サーバリックス(2価):1月以上の間隔をおいて2回接種した後、第1回目の接種から5月以上かつ
第2回目の接種から2月半以上あけ3回目を接種
・ガーダシル(4価):1月以上の間隔をおいて2回接種した後、第2回目の接種から3月以上あけ3回目
を接種
※「サーバリックス」「ガーダシル」はいずれも同じワクチンを3回接種することになっています。1回
目に接種した種類のワクチンを2回目以降も接種してください。
・シルガード9(9価):1月以上の間隔をおいて2回接種した後、第2回目の接種から3月以上あけ3回目
を接種(令和5年4月1日より定期接種開始)
※原則として、同じワクチンで3回接種を完了することが望ましいとされていますが、本人の意思や医師
の判断に基づき、希望者には1・2回目に2価、4価ワクチンを接種していても9価ワクチンを交互接種し
て差し支えないとされています。
9価ワクチンに関する情報は厚生労働省ホームページ「9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について」にて詳しく紹介されています。
接種場所
・県内の予防接種実施医療機関(佐賀県庁ホームページよりご確認いただけます)
※医療機関では事前に予約の上、受診をお願いします。
・問診票は各医療機関もしくは嬉野市役所健康づくり課(塩田庁舎)にご準備しておりますのでご利用くだ
さい。(対象者には年度初めに個別通知済み)
※保護者の同伴がない場合は同意書 (170KB; PDFファイル)が必要となります。記入の上、医療機関
にご持参ください。
相談窓口
国では、感染症・予防接種相談窓口を設置しており、子宮頸がん予防ワクチンについての相談ができます。
電話番号:03-5276-9337
受付時間:月曜日から金曜日午前9時から午後5時まで
(土日・祝日、年末年始を除く)
関連
子宮頸がん予防ワクチンに関するリーフレット等は厚生労働省のホームページに掲載されておりますので各自でご確認ください。
厚生労働省ホームページ(ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について)
予防接種後に副反応等が出現した場合には、国の救済制度が対象となる可能性があります。
詳しくは、下記リンク先をご覧ください。