新型コロナウイルス感染症に伴う国民健康保険傷病手当金
1.新型コロナウイルス感染症に伴う国民健康保険傷病手当金とは
国民健康保険に加入している方で、新型コロナウイルス感染症に感染又は発熱等の症状があり、感染が疑われることにより、療養のため会社等を休み事業主から給与を受けられない場合、傷病手当金を支給します。
2.支給対象者
次の要件をすべて満たす方(1つでも該当しない場合は対象とはなりません)
■給与の支払いを受けている、国民健康保険に加入している方
■新型コロナウイルス感染症に感染し、又は発熱等の症状があり感染が疑われることにより、療養のために就労することができなくなった方
■3日以上連続して仕事を休み、4日目以降も休んだ日がある方
■就労できなかった期間について、給与等の全額又は一部が支給されない方
3.支給額
(直近の継続した3か月間の給与収入の合計額÷就労日数)×2/3×(就労することができない期間の日数-3日間)
<支給例>時給900円で、1日の勤務時間が5時間の方が10日間療養のために休んだ場合
直近の継続した3か月間の給与収入の合計を就労日数で除した金額を4,500円とすると、
4,500円×2/3×(10日間-3日間)=21,000円
※1日当たりの支給額には上限があります
4.適用期間
令和2年1月1日から令和5年5月7日までの間で、療養のため就労することができなかった期間
(ただし、入院が継続する場合は、最長1年6月まで)
※適用期間の終期が令和5年3月31日から令和5年5月7日に変更になりました
※令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症について、5類感染症に位置付ける方針が示され
たことを踏まえ、同日以降に感染した被保険者に対する傷病手当金の支給については適用終了とな
ります。
5.申請期限(時効)
労務不能であった日ごとにその翌日から起算され2年で時効となります。
6.申請方法
以下の1から4の申請書が必要です。まずはお電話にてお問い合わせください。
(1)国民健康保険傷病手当金支給申請書(世帯主記入用)
(2)国民健康保険傷病手当金支給申請書(被保険者記入用)
(3)国民健康保険傷病手当金支給申請書(事業主記入用)
勤務先に記入を依頼してください。
(4)国民健康保険傷病手当金支給申請書(医療機関記入用)
感染、又は感染の疑いにより受診した医療機関に記入を依頼してください。
自宅待機等により医療機関を受診しなかった場合は、(4)の提出は不要ですがその場合は、
(2)の事業主記入欄に事業主からの証明が必要になります。
【様式のダウンロード】
傷病手当金支給申請書 (89KB; Excelファイル)