小児(5歳~11歳)初回(1・2回目)接種について
令和5年8月29日時点の情報です。国の方針により変更となる場合があります。
お知らせ
新型コロナワクチンの初回接種で使用するワクチンは令和5年9月20日から『オミクロン株(XBB系統)ワクチン』です。
接種の概要
対象者
原則、嬉野市に住民登録のある5~11歳の方です。(国籍は問いません)
11歳の方へ注意事項
11歳と12歳ではワクチンの種類が異なります。同じ種類のワクチンを3週間の間隔をあけて2回接種する必要があるため、
(1)11歳の間に小児用ワクチンを2回接種 または (2)12歳になってから大人用ワクチンを2回接種
のどちらかを選んで予約してください。
※1回目の接種時に11歳だったお子様が2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも小児用ワクチンを使用します。
特に接種をお勧めする方
慢性呼吸器疾患、先天性心疾患等、重症化リスクの高い基礎疾患を有する方
接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医等とよく相談してください。
ワクチンの種類
オミクロン株(XBB系統)ワクチン(小児用)
ファイザー社ワクチンです。
大人(12歳以上)用ファイザーとは、用法・用量などが違います。
接種が受けられる期間
令和6年3月31日(日)まで
接種間隔
接種 | 接種回数・間隔 |
---|---|
初回(1・2回目)接種 | 2回(1回目接種から3週間あけて2回目を接種する) |
インフルエンザワクチン等、他のワクチンとの接種間隔について
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- 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、接種間隔を空けずに同時に接種ができます。
- インフルエンザワクチン以外のワクチンは、同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。(例外:創傷時の破傷風トキソイド等、緊急性を要するもの)
- 特に、5歳のお子さんはMRワクチン、11歳のお子さんは2種混合ワクチンや日本脳炎2期の定期接種との接種間隔にご注意ください。不安な方は、かかりつけ医にご相談ください。
費用
無料
接種までの流れ
接種方法・手順をご確認ください
お子様のワクチン接種には、保護者の方の同意と立ち合いが必要です
- ワクチンを受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、接種を受けるご本人(お子様)ともご相談のうえで、保護者の方の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。保護者の方の同意なく、接種が行われることはありません。
接種後の副反応
主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。
⚫ ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
⚫ ごく稀ではあるものの、mRNA ワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
【参照:厚生労働省 新型コロナワクチン予防接種についての説明書(小児用ファイザー2価ワクチン用(2023 年3月)】
参考リンク
新型コロナワクチン接種Q&A『小児の接種にはどのような副反応がありますか』(厚生労働省外部サイト)
ワクチン接種後も今まで通り、感染症対策をお願いします。
守ってほしいこと
新型コロナワクチンの接種は強制ではなく、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。病気や様々な理由により接種できない場合もあります。幼稚園・学校や周りの方などに接種を強制したり、接種をしていないことを理由に、いじめや仲間外れをすることは絶対にやめましょう。
接種後の副反応により健康被害が生じた場合の補償
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害が、極めてまれではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。詳しくはこちら
関連情報
接種をご検討中の方に読んでいただきたい資料
小児接種(5~11歳)の新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省)
5歳~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方 (日本小児科学会)