新型コロナウイルス感染症対策について

新型コロナウイルス感染症とは?

「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
ウイルスは自分自身で増えることはできませんが、粘膜などの細胞に付着して入り込んで増えることができます。

どうやって感染するの?

この新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、飛沫感染と接触感染の2つと考えられます。


○飛沫感染

感染者のくしゃみや咳をすると、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染します。

※主な感染場所:学校や職場、満員電車などの人が多く集まる場所など


○接触感染

感染者がくしゃみを手で押さえ、その手で回りの物に触れ、ウイルスが着き、別の人がその物に触れることでウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど


新型コロナウイルス感染症の『いま』に関する11の知識

一人ひとりができる新型コロナウイルス感染症対策とは?

新型コロナウイルスに感染しないようにするために、

(1)手洗い

(2)咳エチケット(マスクの着用)【令和5年3月13日更新】

(3)3密の回避

(4)換気

(5)普段の健康管理

(6)環境整備

などの通常の感染症対策が重要です。

(1)手洗い

まずは手洗いが何よりも重要です!

ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先から帰宅した後や調理の前後、食事の前などこまめに手を洗いましょう。

また、アルコール消毒液なども有効です。


正しい手洗いの方法 (564KB; PDFファイル)

(2)咳エチケット

咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったドアノブなど周囲の物にウイルスが付着します。ドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性があります。

3つの咳エチケットでウイルスの拡散を防ぎましょう。

咳エチケット

マスクの効果は?

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫やウイルスなどの病原体の飛沫を防ぐ効果が高いとされており、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策として、マスクの着用は重要です。皆様にも会話をする際等のマスク着用をお願いしています。しかし、周りの人との距離が十分に取れているとき、会話をほとんど行わないときなど、状況に応じてマスクを外しましょう。また、就学前児については、他者との身体的距離に関わらずマスク着用を一律には求めません。特に、2歳未満のお子様にはマスクの着用は奨められません。

正しいマスク着用法【厚生労働省】

マスクの正しい着用方法

※使用後は布部分には触れないようにし、ゴムひもを持ち、ゴミ箱へ破棄しましょう。布部分にはウイルスが多く付着しています。マスクを破棄した後は手洗いを行いましょう。

令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方について

国はマスク着用の考え方の見直し等について、基本的対処方針を示しました。

令和5年3月13日以降のマスクの着用の考え方については、以下のとおりとなります。

1 基本的な考え方

・マスクの着用について、行政が一律にルールとして求めるのではなく、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本とします。

2 政府が示すマスクの着用を推奨する場面

・高齢者などの重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、マスクの着用が効果的な下記の場面では、マスクの着用を推奨します。

 (1)医療機関受診時

 (2)高齢者などの重症化リスクが高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時

 (3)通勤ラッシュ時等混雑した電車やバス(※)に乗車する時(当面の取扱い) 

 

・そのほか、新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。

・高齢者等重症化リスクが高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等の従事者については、勤務中のマスクの着用を推奨します。

3 症状がある場合等の対応

・症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査陽性の方、同居家族に陽性者がいる方は、周囲の方に感染を広げないため、外出を控えましょう。通院等やむを得ず外出をする時には、人混みは避け、マスクを着用しましょう。 

【留意事項】

・マスクの着用について、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるようにしてください。

・子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。

・なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。

マスク着用の変更

(3)3密の回避(密接・密集・密閉)

一つの密でも避けて、「ゼロ密」を目指しましょう。

クラスター(集団)の発生を防止する

下記の3つの条件がイベントや会食等で重ならないように工夫しましょう。

【クラスター(集団)発生のリスクが高い3つの条件】

3密のポイント

「3つの条件が同時に重なった場所」を避ける努力を続けてください。

チラシ(「密接」「密集」「密接」しない!(厚生労働省))

(4)換気

室内にとどまっている新型コロナウイルスを換気によって屋外へ排出しましょう。

機械換気

換気扇や24時間システムのこと。これらの機械換気は常時作動させましょう。

定期的に換気扇のフィルターや羽についた汚れを清掃してください。

自然換気

窓開けによる自然換気のこと。窓を開ける場合は空気の流れを意識して対角の窓を開けましょう。窓が1か所しかない場合はドアを開けましょう。目安は30分に数分程度ですが最低でも1時間に5分以上は開けて新鮮な空気を取り込みましょう。


(5)普段の健康管理

普段から十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、免疫力を高めておきます。

(6)環境整備

適度な室温

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使用して適切な湿度(50から60%)を保ちます。

家庭や職場での喚起・消毒

家庭や職場等において、できるだけ部屋を喚起してください。

また、よく触れる場所(デスク・窓口・ドアノブ・椅子等)は消毒し、清潔にしましょう。

その他

咳や発熱などの症状がある人には近づかない、人込みの多い場所には行かない、不要不急の外出はできるだけ控える等感染症予防にできるだけ取り組みましょう。特に持病がある方、ご高齢の方はより一層注意してください。

発熱等の風邪症状見られたときは学校や職場を休んでください。

毎日体温測定を行ってください。

ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合

家庭内感染にも注意しましょう。
お子さんの観察ポイントは、ご機嫌、食欲、顔色、呼吸の状態などを観察してください。ご機嫌がよく、食欲があり、顔色が普通であれば基本的に心配いりませんが、意識がはっきりしない、機嫌が悪い、食欲が低下している、水分がとれない、顔色が悪い、息苦しそう、嘔吐を繰り返すなどの場合は担当保健所、またはかかりつけ医に早めにご相談ください。

家族がコロナに感染した時のポイント   子どもがコロナに感染した時のポイント

※見づらい場合は画像をクリックしてご覧ください。

このページに関するお問い合わせ
塩田庁舎 健康づくり課
TEL:0954-66-9120
FAX:0954-66-3119(代表)
MAIL:hoken@city.ureshino.lg.jp

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